プレビューウィンドウの表示を変更

プレビューウィンドウの表示を変更する操作について説明しています。

シングルモード/デュアルモードの切り替え

プレビューウィンドウをシングルモードとデュアルモードで切り替えられます。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[シングルモード]または[デュアルモード]をクリックする

  • シングルモード時にプレーヤーとレコーダーを切り替えるには、[プレーヤーに切り替え]または[レコーダーに切り替え]をクリックします。

  • ショートカットキーでプレーヤーとレコーダーを切り替えることができます。

    • プレーヤーに切り替え: [Ctrl] + [Alt] + [P]

    • レコーダーに切り替え: [Ctrl] + [Alt] + [R]

    • プレーヤー/レコーダーに切り替え: [Tab]

プレビューウィンドウのフルスクリーン表示

プレビューウィンドウに表示されている映像をフルスクリーンで表示できます。

あらかじめPCに接続された各モニターに、プレーヤーやレコーダーの映像、マルチカムモード時の選択カメラの映像など、どの映像をフルスクリーン表示するかを割り当てておきます。

“[モニター]”

ご注意

  • インターレース映像をフルスクリーンプレビューした場合、コーミング(くし状の映像)が発生するのは正常な動作です。

    PC上のプレビューでは、ハードウェア・プレビューアウトと同等の質は保証いたしかねます。PCモニターの更新周波数と、EDIUS内部のフレーム更新周波数とには差があるため、プレビューウィンドウで同じフィールドが複数回表示されることや、表示されるべきフィールドが表示されないことがあります。また、CPUやGPUの性能によっては、均一な表示頻度を維持できずに、同様の現象を引き起こすことがあります。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[フルスクリーンプレビュー] → モニター番号をクリックする

  • [すべて]をクリックすると、[ユーザー設定]の[プレビュー] → [モニター]でフルスクリーン表示に設定したモニターをすべてフルスクリーン表示にできます。

    “[モニター]”

その他の方法
  • プレビューウィンドウをダブルクリックします。

  • 次の操作で、フルスクリーン表示を解除できます。

    • メニューバーの[表示]をクリックし、[フルスクリーンプレビュー] → モニター番号をクリックします。

    • フルスクリーン表示しているモニターをダブルクリックします。

プレビューウィンドウの回転表示

プレビューウィンドウを90度回転して表示できます。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[プレビューの回転] → [右へ90°回転]または[左へ90°回転]をクリックする

  • メニューバーの[表示]をクリックし、[プレビューの回転] → [標準]をクリックすると、元に戻ります。

  • プレビューの回転はシーケンスごとに設定できます。次回、プロジェクトを開いたときもプレビューの回転を維持したい場合は、シーケンスごとにプレビューの回転の設定をした後、プロジェクトを保存してください。

  • プロジェクトやシーケンスを新規作成すると、プレビューウィンドウは標準(回転なし)になります。

プレビューウィンドウの情報の表示/非表示

セーフエリアやセンター、ゼブラ表示などの表示/非表示を切り替えます。

情報表示についての設定は、[ユーザー設定]の[プレビュー] → [情報表示]で変更できます。

“[情報表示]”

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[情報表示] → 表示する項目をクリックする

  • プレビューウィンドウに選んだ情報が表示されます。

例:

プレーヤーの場合

(1)

クリップ/デバイス名(キャプチャ中)/リールネーム(キャプチャ中)

(2)

セーフエリア

(3)

センター

(4)

ゼブラ表示

(5)

マーカーのコメント表示

その他の方法
  • セーフエリアの表示/非表示: [Ctrl] + [H]

  • センターの表示/非表示: [Shift] + [H]

  • 表示する項目に[マーカー]を選んでいる場合、プレーヤーでは、スライダーがクリップマーカーの真上にあるときのみ、クリップマーカーコメントが表示されます。また、レコーダーでは、タイムラインカーソルがシーケンスマーカーの真上にあるときのみ、シーケンスマーカーコメントが表示されます。ただし、再生中は表示されません。

ステータスエリアの表示/非表示

ステータスエリアの表示/非表示を切り替えます。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[オンスクリーンディスプレイ] → [ステータスの表示]をクリックする

  • PCの画面だけでなく、外部モニターにも表示させるかどうかを選べます。メニューバーの[表示]をクリックし、[オンスクリーンディスプレイ] → [PCモニターと外部モニターへ出力]または[PCモニターへ出力]をクリックします。

例:

プレーヤーの場合

  • ステータスを表示すると、セーフエリアの左上隅や右上隅に開始フレームや最終フレームを示す白い三角形も表示されます。

その他の方法
  • ステータスエリアの表示/非表示: [Ctrl] + [G]

素材の情報の表示

ステータスエリアの素材タイムコードに表示する、素材の情報を設定します。

キャプチャしたクリップの場合、録画日などの情報を表示させることができます。

  • ステータスエリアに素材タイムコードを表示するには、[ユーザー設定]の[プレビュー] → [オンスクリーンディスプレイ]で、[通常編集時の表示]/[トリム時の表示]/[エクスポート時の表示]の[ソースTC]にチェックを入れてください。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[素材情報] → 表示する項目をクリックする

  • ステータスエリアの素材タイムコードに、選んだ情報が表示されます。

  • オンになっている項目にチェックが付きます。

  • [タイムコード/ユーザービット(タイムコード)]を選ぶと、タイムラインタイムコード、素材タイムコード、ユーザービットを同時に表示できます。

  • [素材情報]の設定は、[ユーザー設定]の[プレビュー] → [オンスクリーンディスプレイ]の[素材情報の選択]と連動します。

その他の方法
  • タイムラインタイムコード、素材タイムコード、ユーザービットを同時に表示: [Ctrl] + [Alt] + [Enter]

クローズドキャプションの表示/非表示

クローズドキャプションの表示/非表示を切り替えます。

クローズドキャプションの設定は、[クローズドキャプション設定]ダイアログで変更できます。

“クローズドキャプション表示の設定”

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[オンスクリーンディスプレイ] → [クローズドキャプション] → [表示/非表示]をクリックする

  • メニュー項目にチェックが入っているときは、クローズドキャプションが表示されます。

  • PCの画面だけでなく、外部モニターにも表示させるかどうかを選べます。メニューバーの[表示]をクリックし、[オンスクリーンディスプレイ] → [PCモニターと外部モニターへ出力]または[PCモニターへ出力]をクリックします。

  • クローズドキャプションは、[タイトルセーフ]の範囲内に表示されます。

    “[情報表示]”

  • クローズドキャプションの表示は、MXF形式のファイルに対応しています。

  • クローズドキャプションは、再生時のみ表示されます。

  • クローズドキャプションは、プロジェクト設定の[フレームサイズ]、[フレームレート]、[アスペクト比]などの設定が素材のフォーマットと一致する場合のみ表示されます。

  • [クローズドキャプション表示/非表示]を操作ボタンとしてプレーヤーおよびレコーダーに表示しておくと、ボタンのクリックだけでクローズドキャプションの表示/非表示を切り替えることができます。

    “操作ボタンの設定”

  • クローズドキャプションファイルの取り込みに対応しています。

    “クローズドキャプションファイルを結合して登録”

  • 出力ファイルとは別にサイドカーファイル(クローズドキャプションファイル)を出力したり、出力ファイルにクローズドキャプションデータを埋め込んだ状態で出力したりできます。また、プロジェクトのクローズドキャプションのみの出力もできます。

    “クローズドキャプションの出力”

クローズドキャプション表示の設定

クローズドキャプションの表示について設定します。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[オンスクリーンディスプレイ] → [クローズドキャプション] → [設定]をクリックする

2) 各項目を設定し、[OK]をクリックする

[クローズドキャプション設定]ダイアログ

(1)

[タイプ]

クローズドキャプションの規格を、[CEA-708]または[CEA-608]から選びます。

(2)

[ストリーム]

クローズドキャプションの種類を設定します。

[タイプ]で[CEA-708]を選んだ場合は、[サービス 1]~[サービス 6]から選びます。

[タイプ]で[CEA-608]を選んだ場合は、[CC1]または[CC3]を選びます。

コントロール部の設定

タイムコード/シャトル/スライダー/ボタンの表示項目やサイズを設定できます。

(1)

シャトル

(2)

タイムコード

(3)

スライダー

(4)

ボタン

1) メニューバーの[設定]をクリックし、[ユーザー設定]をクリックする

  • [ユーザー設定]ダイアログが表示されます。

2) [ユーザーインターフェース]のツリーをクリックし、[コントロール]をクリックする

3) 各項目を設定する

[タイムコードの表示]

プレビューウィンドウに表示するタイムコードの項目にチェックを入れ、サイズを設定します。

[シャトルとスライダーの表示]

プレビューウィンドウのシャトル、スライダーの表示/非表示を設定します。

[ボタン]

プレビューウィンドウの操作ボタンの表示/非表示、サイズを設定します。

4) [OK]をクリックする

  • [適用]をクリックすると、続けて他の項目を設定することができます。

再生を停止したときの画面表示の切り替え

再生を停止したときのプレビューウィンドウの表示を各フィールドに切り替えることができます。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[ポーズフィールド] → 表示方法をクリックする

アルファチャンネルの表示/非表示

アルファチャンネル付きの映像をグレースケール化してプレビューウィンドウに表示します。

1) メニューバーの[表示]をクリックし、[アルファチャンネルを表示]をクリックする

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