EDIUS 11 and Mync Release notes - version 11.00.13465

新機能

EDIUS

- プロジェクトを開く際のパフォーマンスを改善。
※ 本改善は以下の条件を両方満たすものについて有効。
1. EDIUS 11で保存したもの。
2. 同一PC上のEDIUSで保存したもの。(Chorus Hub環境ではPCのデータベース同士が同期しているためこの条件は不要)
※ 詳細はこちら
- 最近使ったプロジェクトリストで、ネットワークドライブからオープンしたプロジェクトのパスをUNCパスで表示するように変更。

Mync

*追加された機能はありません。

不具合修正

EDIUS

- チェックアウトしたプロジェクトがプロキシを使用しない。(SFDC00867855)
- プロジェクトがテンプレートから作成されている場合、テンプレートからコピーされた QuickTitler クリップを変更すると、テンプレート内のクリップが変更されてしまう。(SFDC00870068)
- エクスポートの完了後にジョブの"出力先"が空になる場合がある。
- 他のジョブがキューにない状態でも、ジョブの登録から開始まで時間がかかる場合がある。
- 調整クリップが誤った位置の画像を参照する場合がある。(SFDC00873863)

Mync

*修正・改善された不具合はありません。

既知の不具合

EDIUS

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されている。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- プロジェクトのコンソリデートを実行する際に ”タイムラインで使用されていないクリップの登録解除を行う” オプションが機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- タイトル挿入モード中、ビンウィンドウ内の選択したクリップが自動的にプレイヤーにロードされない。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレイヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- BWFフォーマットのオーディオファイルに設定した開始タイムコードが無視される。
- [ビンへ追加] オプションを使用してクリップをエクスポートしビンに追加した直後は、そのクリップがアルファチャンネルを持っていてもビンウィンドウの"アルファチャンネル"カラムに何も表示されない。
一時回避策:ビンウィンドウでF5キーを押す。
- "ファイルを開く"ダイアログでビンウィンドウにクリップを追加する際、ダイアログ上で設定したメタデータが無視される。
- ビンウィンドウ内の静止画連番クリップがオフラインクリップの場合、そのクリップは"クリップの復元と転送"ダイアログに表示されず、”プロパティ”ダイアログも開けない。
- ドラッグアンドドロップでクリップをプレーヤーにロードし In点やOut点を変更しても、ビンウィンドウに反映されない。
一時回避策:"プレーヤーで表示"コンテキストメニューでロードする。
- 一部のクリップのプロパティの変更がビンウィンドウに反映されない。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- シーケンスクリップのファイル変換が失敗する。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- ビンウィンドウのみで作業した場合、プロジェクトを閉じるときにEDIUS がプロジェクトを保存するかどうかを尋ねない。
※ビンへの変更は常に自動的に保存されるため、この問題は新しい未保存のプロジェクトにのみ影響する。
- 稀にオートセーブ中にEDIUSが強制終了する。
一時回避策:オートセーブを無効にするか、クリップの数を減らしたりオートセーブの間隔を長くしたりして発生確率を減らす。
- [シーケンスのインポート]を"ビンのインポート"オプション付きで実行した際、ソースプロジェクトがEDIUS 9以前で保存されている場合はビンのサブフォルダー内のクリップがインポートされない。
- PCの動作が非常に遅くなっている状態でプロジェクトを開くと、ビンの一部のクリップが失われることがある。
- プロジェクトテンプレートファイルを開くたびに、Myncに新たなプロジェクトアセットが追加される。
- 以下のキーボード操作がビン、Mync及びジョブウィンドウで機能しない。
Page Up, Page Down, Home, End
- Mync ウィンドウのライブラリで複数のMyncアセットを選択してドラッグアンドドロップすると、一つのアセットだけしかドロップされない。

Mync

- BWFフォーマットのオーディオファイルに設定した開始タイムコードが無視される。
- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- コンテキストメニュー「EDIUSで編集」を使用してアセットからEDIUSプロジェクトを作成する際に名前に"."(ピリオド)が含まれていると、同名のプロジェクトが既に存在している場合既存のプロジェクトが予告なく上書きされる。
- ライブラリで複数のアセットを選択してドラッグアンドドロップすると、一つのアセットだけしかドロップされない。