EDIUS 11 and Mync Release notes - version 11.11.14138

新機能

EDIUS

- UIのレスポンスを向上。
- プロジェクトのオープンに時間がかかる場合に進捗状況を表示するプログレスバーを追加。
- SDKユーザーがEDIUS無しでMXF/GXFエクスポータープリセットを構築できるように、MXF/GXFエクスポータープリセットファイルのすべての内容を人間が判読できる JSON テキストに変更。
※古いプリセット ファイルは引き続き利用可能です。

※古いビルドのEDIUSでは新しいフォーマットのプリセットをインポートできません。
※新しい MXF/GXFエクスポーター プリセットからは、これまでそれらのプリセットのみが保持していた出力先パス情報が無くなっています。この変更は一時的なものであり、将来的には全てのエクスポータープリセットが出力先パス情報を保持できるようになる予定です。
- Sony BURANOをサポート。

Mync

- 複数アセットを選択している際のパフォーマンスを改善。
- Sony BURANOをサポート。

不具合修正

EDIUS

- EDIUSが特定のH.264 MXFファイルを正常に再生しない。
- EDIUSが特定のMP4ファイルのスキャンタイプを誤って認識する。(SFDC00879112)

Mync

- Myncが特定のH.264 MXFファイルを正常に再生しない。
- Myncが特定のMP4ファイルのスキャンタイプを誤って認識する。(SFDC00879112)

既知の不具合

EDIUS

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されている。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- プロジェクトのコンソリデートを実行する際に ”タイムラインで使用されていないクリップの登録解除を行う” オプションが機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- タイトル挿入モード中、ビンウィンドウ内の選択したクリップが自動的にプレイヤーにロードされない。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレイヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- BWFフォーマットのオーディオファイルに設定した開始タイムコードが無視される。
- [ビンへ追加] オプションを使用してクリップをエクスポートしビンに追加した直後は、そのクリップがアルファチャンネルを持っていてもビンウィンドウの"アルファチャンネル"カラムに何も表示されない。
一時回避策:ビンウィンドウでF5キーを押す。
- "ファイルを開く"ダイアログでビンウィンドウにクリップを追加する際、ダイアログ上で設定したメタデータが無視される。
- ビンウィンドウ内の静止画連番クリップがオフラインクリップの場合、そのクリップは"クリップの復元と転送"ダイアログに表示されず、プロパティダイアログも開けない。
- ドラッグアンドドロップでクリップをプレーヤーにロードし In点やOut点を変更しても、ビンウィンドウに反映されない。
一時回避策:"プレーヤーで表示"コンテキストメニューでロードする。
- プロパティダイアログで加えた一部のプロパティへの変更がビンウィンドウに反映されない。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- シーケンスクリップのファイル変換が失敗する。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- ビンウィンドウのみで作業した場合、プロジェクトを閉じるときにEDIUS がプロジェクトを保存するかどうかを尋ねない。
※ビンへの変更は常に自動的に保存されるため、この問題は新しい未保存のプロジェクトにのみ影響する。
- PCの動作が非常に遅くなっている状態でプロジェクトを開くと、ビンの一部のクリップが失われることがある。
- 以下のキーボード操作がビン、Mync及びジョブウィンドウで機能しない。
Page Up, Page Down, Home, End
- ネストされたシーケンスに、余計なクリップマーカーが現れる。
- 保存先を指定して[プロジェクトのコンソリデート]を実行する際、ファイルをコピーするオプションが選択されていると、コンソリデートされたプロジェクトのクリップだけでなくオリジナルプロジェクトでもビンクリップがコピーされたファイルを参照するようになる。
- ビン上でコピーと貼り付け、または切り取りと貼り付けを使用しクリップを複製または移動した場合、作られたまたは移動したクリップのタイムラインシーケンスで使用中かどうかを示すためのインジケーターのオン/オフが正しくない。
一時回避策:プロジェクトを一旦保存し開きなおす。
- Myncのライブラリに多数のアセットがある場合、EDIUSの編集パフォーマンスが全体的に低下する。
※いずれかのプロジェクトに一度でも登録されたクリップは、プロジェクトを保存した・していないに係わらず全て自動的にMyncのライブラリに登録されることに注意。
- データベースとプロジェクトの同期が一度の処理で完了せず、"このプロジェクトをデータベースと同期しました。"というメッセージがプロジェクトを開く度に表示される。
一時回避策:同期を完了するために、メッセージが表示される度にプロジェクトを保存する。
- 複数のクリップを選択してプロパティービューで編集中に名前欄をクリックすると、そこに何も入力しなくてもそれらのクリップの名前が全て同じになる。
- XDCAM EX、P2及び静止画エクスポーターがエクスポートに失敗する。
一時回避策:EDIUS 11.11.14054を使用する。

Mync

- BWFフォーマットのオーディオファイルに設定した開始タイムコードが無視される。
- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- 複数のアセットを選択してプロパティーペインで編集中に名前欄をクリックすると、そこに何も入力しなくてもそれらのアセットの名前が全て同じになる。