EDIUS 11 and Mync 11 Release notes - version 11.11.15046

新機能

EDIUS

- クリップの読み込みが進行中でクリップの総数が増加している間、総数の横にロード中を示すマークを表示するように変更。
- Canon XF-AVC S 及び XF-HEVC S ファイルをサポート。

Mync

- Canon XF-AVC S 及び XF-HEVC S ファイルをサポート。

不具合修正

EDIUS

- [プロジェクトフォルダーへ転送] を実行したクリップのサムネイルがビンウィンドウで表示されなくなる。(SFDC00880710, 00887317)
- 現在のプロファイルを読み取り専用に変更した場合、既定のエクスポーターのリストを壊してしまう操作がある。(SFDC00853186)

Mync

- マウスカーソルがプレビューペインに移動すると、テキストボックスでの編集が中断する。
- 旧世代のMyncをインストールしたことがないPCで[データベースの移行]メニューが表示される。
- サムネイルペインにプロジェクト内のクリップが表示されている場合、画面ごとに表示するアイテム数の設定を変更しても反映されない。
- テキスト編集中に[ESC]キーを押すとMyncが強制終了する。
- フルスクリーンプレビュー時に表示されている画像を右か左にドラッグすると、黒い画像が表示される。

既知の不具合

EDIUS

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されている。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- プロジェクトのコンソリデートを実行する際に ”タイムラインで使用されていないクリップの登録解除を行う” オプションが機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- タイトル挿入モード中、ビンウィンドウ内の選択したクリップが自動的にプレーヤーにロードされない。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレーヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- [ビンへ追加] オプションを使用してクリップをエクスポートしビンに追加した直後は、そのクリップがアルファチャンネルを持っていてもビンウィンドウの"アルファチャンネル"カラムに何も表示されない。
一時回避策:ビンウィンドウでF5キーを押す。
- "ファイルを開く"ダイアログでビンウィンドウにクリップを追加する際、ダイアログ上で設定したメタデータが無視される。
- ビンウィンドウ内の静止画連番クリップがオフラインクリップの場合、そのクリップは"クリップの復元と転送"ダイアログに表示されず、プロパティダイアログも開けない。
- プロパティダイアログで加えた一部のプロパティへの変更がビンウィンドウに反映されない。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- シーケンスクリップのファイル変換が失敗する。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- ビンウィンドウのみで作業した場合、プロジェクトを閉じるときにEDIUS がプロジェクトを保存するかどうかを尋ねない。
※ビンへの変更は常に自動的に保存されるため、この問題は新しい未保存のプロジェクトにのみ影響する。
- 以下のキーボード操作がビン、Mync及びジョブウィンドウで機能しない。
Page Up, Page Down, Home, End
- ネストされたシーケンスに、余計なクリップマーカーが現れる。
- ビン上でコピーと貼り付け、または切り取りと貼り付けを使用しクリップを複製または移動した場合、作られたまたは移動したクリップのタイムラインシーケンスで使用中かどうかを示すためのインジケーターのオン/オフが正しくない。
一時回避策:プロジェクトを一旦保存し開きなおす。
- Myncのライブラリに多数のアセットがある場合、EDIUSの編集パフォーマンスが全体的に低下する。
※いずれかのプロジェクトに一度でも登録されたクリップは、プロジェクトを保存した・していないに係わらず全て自動的にMyncのライブラリに登録されることに注意。
- Myncウィンドウからビンウィンドウにドラッグアンドドロップでクリップを登録できない。
一時回避策:代わりにコンテキストメニューの"EDIUSビンへ追加"を使用する。- プロパティビューでクリップを編集する際、入力欄選択後に稀にキー入力がテキスト入力ではなくショートカットキーとみなされることがある。
- 持ち出し素材にプロキシを指定しチェックアウトしたプロジェクトをチェックアウト元と同じPCで開くと、元のプロジェクト内のクリップがチェックアウト先に生成されたプロキシを自身のプロキシとして参照するようになる。
- EDIUSで現在のプロジェクトを閉じずに新しいプロジェクトを開くと、Myncに表示される現在のプロジェクトの名前が新たに開いたプロジェクトの名前で上書きされてしまう。
- 同期ポイントが "オーディオ(マーカー周辺)" の場合、マルチカムシンクが正しく動作しない。

Mync

- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- ディスプレイ設定によってはプレビューペインの操作エリアが誤った位置に表示される。
- QuickTitlerファイルはMyncに直接登録できず、EDIUS経由で登録されたファイルは低解像度で表示される。
- [EDIUSで編集]コンテキストメニューでアセットからEDIUSのプロジェクトを作成した際、そのアセットがプロジェクトのビンに登録されない。