EDIUS 11 and Mync 11 Release notes - version 11.21.16632

新機能

EDIUS

- EDIUS起動中はMyncウィンドウまたは同じPC内のMyncからプロジェクトを削除できないように変更。
- プレビュー品質の既定値を変更する設定を追加。
※設定は [システム設定] - [アプリケーション] - [再生] 内の [プレビュー品質]。
※この設定への変更は次にプロジェクトを開いた際に有効になります。
- Mync 11をインストールするかどうかを設定するチェックボックスをインストーラーに追加。(Broadcastのみ)
※アップデートインストール時にMync 11をインストールしない設定にすると、既存のMync 11はアンインストールされます。
※詳細はこちら
- 矢印キーとマウスホイールによるオートカラーコレクションフィルターの設定ダイアログ上のスライダーの制御をサポート。
- オートカラーコレクションフィルターによるホワイトバランス補正の精度を向上。
※以前のビルドでの解析結果はそのまま保持されます。改善された結果を得るにはクリップ毎に設定ダイアログからの再解析が必要です。
- 収録中クリップのオーディオ波形の生成をサポート。(WorkgroupおよびBroadcast)
※サポートされるファイルフォーマットは以下の通り。
- K2 clip
- Indexファイル付き MXF
※上記のファイルフォーマットでも、収録中クリップのインポートがサポートされていない場合があります。

Mync

- EDIUSが同じPC内で起動している間はプロジェクトを削除できないように変更。
- [取り込み/登録] タブが選択されている場合でも、メインダイアログの [表示] - [並び替え] メニューを使用できるように変更。
- 最後に開いていたタブとフォルダーを記憶する機能を追加。

不具合修正

EDIUS

- ジョブモニターにジョブの進捗を示すパーセンテージ値が表示されない。(SFDC00902775)
- 同期ポイントが "オーディオ(マーカー周辺)" の場合、マルチカムシンクが正しく動作しない。
- Floating License Serverに同種のライセンスを複数回に分けて登録した際に、Flexnet Publisher コンソールには最後に登録したシリアル番号に紐づいたライセンスの数のみが表示される。(SFDC00862882)
- [ビンへ追加]オプション付きでP2分割クリップをエクスポートした際に、先頭のファイルだけしかビンに登録されない。
- 部分レンダリングジョブの実行中、進捗ダイアログ上のプログレスバーが一切進捗しない。
- Myncウィンドウにある検索設定ペインの検索カテゴリドロップダウンリストに"リールネーム"が表示されない。
- HLSクリップがただ1つのメディアファイルしか持っていない場合、EDIUSはそのクリップをロードできない。
- EDIUS 11が特定のXMPメタデータを含むクリップをロードできず、そのようなクリップを参照するプロジェクトのオープンに失敗する。(SFDC00900613)
- 特定のH.264 MP4クリップのビデオとオーディオが正しく同期しない。(SFDC00902732)
- クリップのカラースペースがLogカラースペースの場合、オートカラーコレクションフィルターによって一部の領域が誤って黒に変更される場合がある。

Mync

- メインダイアログの [表示] - [並び替え] メニューに"リールネーム"が表示されない。
- ジョブモニターにジョブの進捗を示すパーセンテージ値が表示されない。(SFDC00902775)
- オフラインアセットリストの詳細表示で、リストをスクロールすると他の行と共にヘッダー行もスクロールされる。
- Floating License Serverに同種のライセンスを複数回に分けて登録した際に、Flexnet Publisher コンソールには最後に登録したシリアル番号に紐づいたライセンスの数のみが表示される。(SFDC00862882)
- 検索設定ペインの検索カテゴリドロップダウンリストに"リールネーム"が表示されない。
- “ライブラリに登録”ペインから”登録先”ダイアログを開いた際に、ダイアログに“Authorizing…”と表示されたままになる場合がある。
- HLSクリップがただ1つのメディアファイルしか持っていない場合、Myncはそのクリップをインポートできない。
- Mync 11が特定のXMPメタデータを含むクリップをインポートできない。(SFDC00900613)
- 特定のH.264 MP4アセットのビデオとオーディオが正しく同期しない。(SFDC00902732)

既知の不具合

EDIUS

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されています。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- プロジェクトのコンソリデートを実行する際に ”タイムラインで使用されていないクリップの登録解除を行う” オプションが機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- タイトル挿入モード中、ビンウィンドウ内の選択したクリップが自動的にプレーヤーにロードされない。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレーヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- ビンウィンドウ内の静止画連番クリップがオフラインクリップの場合、そのクリップは"クリップの復元と転送"ダイアログに表示されず、プロパティダイアログも開けない。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- ビンウィンドウのみで作業した場合、プロジェクトを閉じるときにEDIUS がプロジェクトを保存するかどうかを尋ねない。
※ビンへの変更は常に自動的に保存されるため、この問題は新しい未保存のプロジェクトにのみ影響します。
- ネストされたシーケンスに、余計なクリップマーカーが現れる。
- Myncのライブラリに多数のアセットがある場合、EDIUSの編集パフォーマンスが全体的に低下する。
※いずれかのプロジェクトに一度でも登録されたクリップは、プロジェクトを保存した・していないに係わらず全て自動的にMyncのライブラリに登録されることに注意してください。
- プロパティビューでクリップを編集する際、入力欄選択後に稀にキー入力がテキスト入力ではなくショートカットキーとみなされることがある。
- 持ち出し素材にプロキシを指定しチェックアウトしたプロジェクトをチェックアウト元と同じPCで開くと、元のプロジェクト内のクリップがチェックアウト先に生成されたプロキシを自身のプロキシとして参照するようになる。
- Myncからプロジェクトを削除する際、リモートのEDIUSが開いているプロジェクトの削除が適切に防止されず、その結果削除されたプロジェクトのビンの内容が失われる。(Chorus Hab環境のみ)
一時回避策: Myncからプロジェクトを削除する際はそのプロジェクトを使用中のEDIUSクライアントがない事を確認する。
- [プロジェクトのコンソリデート]を実行してもビンクリップがコピーされたファイルではなくオリジナルの素材を参照し続ける。
- 特定のクリップのビデオトラックのみをタイムラインにロードし、トリミングしてからビンに登録すると、登録されたビンクリップに誤った長さのビデオ トラックとオーディオ トラックが含まれる場合がある。
- タイムライン上のクイックタイトラークリップのソースファイルをクイックタイトラーで上書きすると、EDIUSがフリーズする場合がある。
一時回避策: タイムライン上のクイックタイトラークリップを更新するのに、クイックタイトラーで”上書き保存”の代わりに”自動で名前を付けて保存” (又は新規ファイルへの"名前を付けて保存")を使用する。
- プロジェクトを"名前を変更して保存"で保存した場合、MyncウィンドウとMyncの [プロジェクト] ツリー上では新しいプロジェクトが追加される代わりに元のプロジェクトの名前が変更されたように見える。

Mync

- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- ディスプレイ設定によってはプレビューペインの操作エリアが誤った位置に表示される。
- クイックタイトラーファイルはMyncに直接登録できず、EDIUS経由で登録されたファイルは低解像度で表示される。
- 特定のアセットの [カラースペース] と [色の対応範囲] がプロパティペイン上で"Unknown"と表示される。
- リモートのEDIUSが開いているプロジェクトの削除が適切に防止されず、その結果削除されたプロジェクトのビンの内容が失われる。(Chorus Hab環境のみ)
一時回避策:プロジェクトを削除する際はそのプロジェクトを使用中のEDIUSクライアントがない事を確認する。
- EDIUSのプロジェクトテンプレートで使用されているアセットを削除する方法がない。