EDIUS 11 and Mync 11 Release notes - version 11.21.17141

新機能

EDIUS

- ファイルサイズが大きいプロジェクトをオープンする際のパフォーマンスを改善。
- Sony BURANO ファームウェア Ver. 2.0で追加された Sony RAW の新しいイメージャースキャンモード Full Frame Crop 3.8K 16:9及び Super 35 4.3K 4:3 をサポート。
- Blackmagic RAW SDKを v4.4 に更新し以下の機能を追加及び改善。
※Panasonic S5D 及び UB10で撮影されたBlackmagic RAWファイルをサポート。
※Blackmagic PYXIS 6Kをサポート。
※同時にデコードする際のSDKの安定性を向上。
※Blackmagic URSA Cine 12K LFのサポートを向上。
- モニターコントロールの対象機種として EIZO CG1 を追加。(Broadcast 及び Workgroup)
- PCに搭載されているインテルのプロセッサーがインターレースビデオのハードウェアエンコードに対応していない場合、インターレースビデオをエクスポートする際に [ハードウェアエンコードを使用する] オプションがチェックされていてもソフトウェアエンコーダーが使用されるように変更。
※インテル Core Ultra プロセッサーはインターレースビデオのハードウェアエンコードをサポートしていません。

Mync

- Sony BURANO ファームウェア Ver. 2.0で追加された Sony RAW の新しいイメージャースキャンモード Full Frame Crop 3.8K 16:9及び Super 35 4.3K 4:3 をサポート。
- Blackmagic RAW SDKを v4.4 に更新し以下の機能を追加及び改善。
※Panasonic S5D 及び UB10で撮影されたBlackmagic RAWファイルをサポート。
※Blackmagic PYXIS 6Kをサポート。
※同時にデコードする際のSDKの安定性を向上。
※Blackmagic URSA Cine 12K LFのサポートを向上。
- PCに搭載されているインテルのプロセッサーがインターレースビデオのハードウェアエンコードに対応していない場合、インターレースビデオをエクスポートする際に [ハードウェアエンコードを使用する]オプションがチェックされているプリセットを使用した場合でもソフトウェアエンコーダーを使用するように変更。
※インテル Core Ultra プロセッサーはインターレースビデオのハードウェアエンコードをサポートしていません。

不具合修正

EDIUS

- "プロジェクトのコンソリデート"を実行してもビンクリップがコピーされたファイルではなくオリジナルの素材を参照し続ける。
- "プロジェクトのコンソリデート"を実行する際にタイムラインシーケンスで使われていないクリップを登録解除するオプションのどれを指定しても、ビン内のクリップは一切登録解除されない。
- "TC ジャンプ" ダイアログを開いている状態でプレビューウィンドウを選択すると、ダイアログがプレビューウィンドウに隠れる場合がある。(SFDC00882967)
- ビデオソースチャンネルに接続されているTトラックを削除すると、Vトラックパッチが表示されなくなる。(SFDC00853190)
- ジョブの進行中にキーボードショートカット操作を連続して行うと応答がスムーズではない。
- "名前を変更して保存"を実行後、プロジェクトを閉じないまま"名前を変更して保存"を実行すると、ビンに余計なrootフォルダーが追加される場合がある。
- 使用中ファイルをプロジェクトフォルダーにコピーするオプションのいずれかを指定して"プロジェクトのコンソリデート"を実行後"保存"を実行すると、ビン内のタイムラインシーケンスがオフラインになり開けなくなる場合がある。
- "名前を変更して保存"を実行後、プロジェクトを閉じないまま"保存"を実行すると、プロジェクトファイルにビンの情報が保存されない。
- EDIUS CloudがWindows Server 2019で正常動作しない。(EDIUS Cloudのみ)

Mync

- Mync CloudがWindows Server 2019で正常動作しない。(Mync Cloudのみ)

既知の不具合

- OpenFX プラグインのエフェクト設定のタイムライン ペイン上で、キー フレームに設定された値が正しく表示されない。
※値自体は正しく設定されています。
- Boris FX Sapphire プラグインの一部のビデオ フィルターとトランジションを使用時にアルファ チャンネルが正しく適用されない。
- Boris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターがシーケンスクリップに対し正常に機能しない。
- いくつかのBoris FX Sapphire プラグインのビデオ フィルターに対しプリセットのロードが正常に機能しない。
- インターレース プロジェクトでは、OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップの画像が、プロキシ モードまたはドラフト プレビュー 中は縞模様になる。
- OpenFX プラグイン エフェクトが適用されたクリップのフレームサイズが現在のプロジェクトのフレームサイズより小さい場合、そのクリップの再生中に間違った画像が挿入されることがある。
- タイトル挿入モード中、ビンウィンドウ内の選択したクリップが自動的にプレーヤーにロードされない。
- プロジェクトのTCモードを変更すると、オーディオに付加されたタイムコードがビンウィンドウとプレーヤーとで異なる。
- スタビライザーによる解析の完了前にファイルのエクスポートを開始すると、スタビライザーフィルターが無視される。
- ビンウィンドウ内の静止画連番クリップがオフラインクリップの場合、そのクリップは"クリップの復元と転送"ダイアログに表示されず、プロパティダイアログも開けない。
- クリップにBoris FX ContinuumプラグインのBCC FX Browserを適用すると、EDIUSが強制終了する。
- Boris FXのOpenFXプラグインがライセンス期限の警告ダイアログを表示すると、EDIUSがフリーズする。
- Myncで削除されたマーカーがEDIUS上では残ったままになる。
- Boris FX Sapphire プラグインの S_DissolveStatic の設定ダイアログを開くと、EDIUSがフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの Polarizer の設定ダイアログをセカンダリー モニターで開くと、EDIUS がフリーズする。
- Boris FX Continuum プラグインの一部のエフェクトで、設定ダイアログのスライダーバーの一部が正しく動作しない。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、EDIUS が正常に動作しなくなる事がある。
- ビンウィンドウのみで作業した場合、プロジェクトを閉じるときにEDIUS がプロジェクトを保存するかどうかを尋ねない。
※ビンへの変更は常に自動的に保存されるため、この問題は新しい未保存のプロジェクトにのみ影響します。
- ネストされたシーケンスに、余計なクリップマーカーが現れる。
- Myncのライブラリに多数のアセットがある場合、EDIUSの編集パフォーマンスが全体的に低下する。
※いずれかのプロジェクトに一度でも登録されたクリップは、プロジェクトを保存した・していないに係わらず全て自動的にMyncのライブラリに登録されることに注意してください。
- プロパティビューでクリップを編集する際、入力欄選択後に稀にキー入力がテキスト入力ではなくショートカットキーとみなされることがある。
- 持ち出し素材にプロキシを指定しチェックアウトしたプロジェクトをチェックアウト元と同じPCで開くと、元のプロジェクト内のクリップがチェックアウト先に生成されたプロキシを自身のプロキシとして参照するようになる。
- Myncからプロジェクトを削除する際、リモートのEDIUSが開いているプロジェクトの削除が適切に防止されず、その結果削除されたプロジェクトのビンの内容が失われる。(Chorus Hab環境のみ)
一時回避策: Myncからプロジェクトを削除する際はそのプロジェクトを使用中のEDIUSクライアントがない事を確認する。
- トリムモードに切り替えてトリムウィンドウでIn点やOut点を変更した際に、稀に進行中のジョブが一時停止され再開できなくなる事がある。
一時回避策: ジョブを再開できない場合はEDIUSを再起動する。

Mync

- EDIUS 11 BroadcastにバンドルされているMync 11がDolby Digital (AC-3)やDigital Professional (AC-3)、Dolby Digital Plus (E-AC-3)オーディオを再生しない。
- Mync XまたはEDIUS Xからアップグレードした後のMync 11の初回起動時、データベースの移行ダイアログが自動表示されない場合がある。
一時回避策:ヘルプメニューから"データベースの移行..."を選択しデータベースを移行する。
- サインアウトせずに Windows アカウントを切り替えると、Myncが正常に動作しなくなる事がある。
- クイックタイトラーファイルはMyncに直接登録できず、EDIUS経由で登録されたファイルは低解像度で表示される。
- 特定のアセットの [カラースペース] と [色の対応範囲] がプロパティペイン上で"Unknown"と表示される。
- リモートのEDIUSが開いているプロジェクトの削除が適切に防止されず、その結果削除されたプロジェクトのビンの内容が失われる。(Chorus Hab環境のみ)
一時回避策:プロジェクトを削除する際はそのプロジェクトを使用中のEDIUSクライアントがない事を確認する。
- EDIUSのプロジェクトテンプレートで使用されているアセットを削除する方法がない。