発生する問題:

以下のような状況でキャプチャができない。

1. “PCI Bus Busy” エラーが発生してキャプチャが停止する

2. エラーが発生せずにキャプチャが停止する

3. 開始直後にキャプチャが停止する
  

トラブルシューティングの前に:

1. インストールされたビデオ ハードウェアがデバイス マネージャーに表示され、!または × マークが表示されていないことを確認します。

2. 適切なバージョンのソフトウェアとファームウェアがインストールされていることを確認します。*

3. ハードウェアがメーカーが提供するソフトウェアで正常にキャプチャできることを確認します。*

*  サードパーティー製ハードウェアを使用する場合
　　  

トラブルシューティング:

1. ワークステーションを初期状態に戻す

ワークステーションが以前は正常に機能していて、ドライバーや OS のアップグレードなどの変更を適用していない場合は、ワークステーションを初期状態に戻すが最も簡単なトラブルシューティングです。ワークステーションの再構築が完了したらすぐに、ビデオ キャプチャを試し、問題の再発を観察します。
  

2. EDIUS のアップデート

現在インストールされているEDIUSが旧ビルドの場合は最新ビルドへ更新して問題が解決するかを確認します。
IMPORTANT NOTE: インストーラーがワークステーションの再起動またはシャットダウンを要求した場合は、指示に従ってください。
   

3. EDIUSの再インストール (GVビデオハードウェアを使用する場合)

現在インストールされているのが最新のビルドの場合、必要な GV ビデオハードウェアドライバーを再インストールし、必要なファームウェアを検出するために、EDIUS をアンインストール、再インストールします。
   

4. キャプチャフォーマットを変更する

使用されているプリセット形式が FHD 59.94p のように高い解像度とフレーム レートの場合は、SD などの低解像度形式を作成してから、プリセットを使用してビデオ キャプチャをテストします。
   

5. キャプチャファイルの保存先を変更する

現在、ネットワークや USB などの外部ドライブを選択している場合は、キャプチャ先をローカル ドライブに変更します。これで解決しない場合は、キャプチャ先を変更した後、#3 をテストします。
  

6. RAID ボリュームの確認と再構築

RAID ボリュームがキャプチャ先として選択されている場合は、RAID ステータスを確認します。必要に応じて、RAID ボリュームを再構築します。
   

7. PCI-e スロットを変更する

使用しているビデオハードウェアが PCI-e カードの場合は、使用する PCI-e スロットを変更して問題が解決するか確認します。
   

8. キャプチャイベントの検出をオフにする

システム設定で、ビデオをキャプチャする前にすべてのキャプチャイベントのチェックを外します。

関連リンク

• EDIUS X Proでテスト済みのサードパーティー製ビデオハードウェア
• EDIUS Pro 9 でテスト済みのサードパーティー製ビデオハードウェア
• サードパーティー製ビデオハードウェアのセットアップ
• EDIUS をアンインストールする