EDIUSがフリーズまたは強制終了する場合は以下のトラブルシューティングをお試しください。

1. BIOS, ドライバーのアップデート
現在の BIOS とドライバーが最新かどうかを確認します。システムやEDIUSの安定稼働に大きな影響を与える可能性があるため、特に BIOS とオーディオ、グラフィックス、およびネットワーク ドライバーが最新版であることを確認します。
   

2. プロジェクトフォーマット
プロジェクト設定では、タイムラインのレンダリング形式、ビデオフレームレート、解像度、フィールドオーダー、およびビデオのビット深度を設定します。これらの組み合わせによってタイムラインの再生中 (または操作中) に EDIUS をフリーズ、強制終了させてしまう可能性があります。問題が発生するサンプルプロジェクトを入手し上記の設定内容を確認します。この設定内容によりシステムの負荷が高くなるおそれがあります。
次のプロジェクト形式をテストし（設定で新しいプロジェクトを開始します）、使用する同じクリップを配置して、問題が発生するかどうかを確認します。推奨されるプロジェクト形式ではシステム負荷がかかりません。

テストプロジェクト 
解像度: HDもしくはそれ以下 
フレームレート: 59.94i (インターレースを選択すること) 
ビット深度: 8 ビット 
レンダリングフォーマット: GV HQ AVI (standard) 
  

3. プロジェクトと素材ファイルの場所
通常のワークフローにおいてネットワークドライブからプロジェクトとクリップを保存して開く場合、それらを一時的にローカルドライブにコピーしたものを開いてみてください。
   

4. 使用している素材のフォーマット
タイムライン再生の場合、EDIUS は配置されたクリップをデコードします。配置されたクリップのフォーマットによって動作するデコーダが異なります。GV HQ AVI などの別のタイプのクリップを配置してから、タイムラインを再生してみてください。別の種類のクリップを配置して問題が解決する場合は、サンプルクリップを添えてテクニカルサポートへお問い合わせください(その場合は代わりに配置されたクリップの種類に関する情報もご提供ください)。
   

5. ソフトプレビューモードへの切り替え
当社製、サードパーティー製に関わらずビデオハードウェアを使用してプレビューを行っている場合は、ソフトプレビューモードへ切り替えてみてください。

1) 設定 >システム設定 > ハードウェア > プレビューデバイス の順に選択します。
2) ハードウェアの選択チェックを外します (EDIUS X)。EDIUS 9 以前の場合は “Generic OHCI – Output” を選択します。 
3) [適用] > [OK] の順にクリックします。