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LUTの設定について

プライマリーカラーコレクションのLUTの入力レンジと出力レンジについて

EDIUSのプライマリーカラーコレクションではLUTファイル登録時に入力レンジと出力レンジの設定が必要です。ここでは、どのようにLUTの設定をすればよいかについて説明します。
※LUTファイルによって設定が異なるため、作成元に問い合わせる必要があります

LUTの設定

以下は、EDIUS Pro 8 Version 8.22で対応しているBlackmagic Design社 DaVinci Resolveの*.cubeファイル(No Shaper LUT)を使う場合の説明です。

lut_01.png

LUTとは、入力RGB値と出力RGB値の対応表です(例えば、R=50%,G=20%,B=20%が入力された場合はR=60%,G=30%,B=30%として出力する、など)。表に載っていないRGB値が入力された場合には、表にあるそれに近い値から補間して出力することになります。

入出力の各RGB値の0%~100%は、本来であればBlackmagic Design社 DaVinci Resolveの基準黒(0%)~基準白(100%)を表しますが、LUTファイルによっては作成者の意図によって必ずしもそうなっていないことあります。そのために、EDIUSではLUTファイル登録時に入出力レンジを指定できるようになっています。

「ビデオ」を選択した場合は、LUTのRGB値0~100%をビデオの基準黒~基準白の範囲(ビデオレンジ)に対応付けます。「フル」を選択した場合は、LUTのRGB値0~100%をスーパーブラック、スーパーホワイトを含めた全範囲に対応付けます。

どちらを選ぶべきかはLUTファイルによって異なるため、作成元に問い合わせる必要があります。

LUTの設定例

参考までに、以下に設定例を記載します。

SONY社よりSONY Look Profileとして提供されているLUT(.cube)
「入力:フル、出力:ビデオ」に設定

Panasonic社よりV-Log・V-Log L用として提供されているLUT(.cube)
「入力:フル、出力:フル」に設定

Canon社よりEOS C300 Mark II用として提供されているLUT(.cube)
「入力:フル、出力:フル」に設定

Nikon社よりZ6 / Z7のN-log用として提供されているLUT(.cube)
「入力:フル、出力:ビデオ」に設定

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